Yahoo!のMS買収工作拒否と、続く攻防

  • 2008/02/12(火) 21:55:35

 大衆紙に大きく飾られるほど注目を集めたマイクロソフトのYahoo!買収騒ぎですが、結局の所Yahoo!側の拒否ということで第一ラウンド終了となりました。
 

 米Yahoo!は2月11日、米Microsoftによる買収提案を拒否すると正式に発表した。Microsoftは1日、Yahoo!を446億ドル(約4兆7500億円)で買収する計画を発表したが、Yahoo!は「取締役会は、提案があまりに過小評価だと判断した」と説明している

 Yahoo!によると、取締役会と経営陣、財務・法律アドバイザーが提案を検討した結果、「Yahoo!のグローバルなブランド力やユーザー、広告プラットフォームや将来の成長に向けた投資、潜在的収益力を大幅に過小評価している」と判断。「Yahoo!にも株主にも最善ではない」と満場一致で結論が出たという。

 その上で「業界の環境が急速に変化する中で、戦略的オプションを今後も継続して審査し、株主価値を最大化を追求し続ける」とコメントし、他企業との提携を含めて模索を続ける姿勢を示した。

(以下略)


「あまりに過小評価」――MSの買収提案をYahoo!が拒否 - ITmedia News

 しかし、「過小評価」と評するYahoo!のコメントは、あまりにも自社を過大評価しています。
 現状で、Yahoo!は業績を落とし、CEOの退任まで追いやられています。下の図は、Yahoo!financeから持ってきた、1年間のYahoo.Incの株価です。
 


 これを見るとわかりますが、年間では減少傾向にあり、2月初期の急騰でやっと一年前の株価に持ち直したことがわかります。
 ここで、買収を蹴ったとなると、再び株価が落ちる可能性は否めません。

 ただ、下図の五日分のチャートを見る限り、今のところ、昨日今日辺りの株価の急落は見られません。というより、むしろ上がっているくらいです。
 


 これは、Yahoo!が他の提携先を探していて、さらにGoogleがYahoo!支援に前向きだからか、それともマイクロソフトが買収にさらなる上積みをするだろうと見込んでいるからなのか、さらなる注目が必要そうです。

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